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2011年4月29日金曜日

【4/29】東北地方太平洋沖地震に係るプレス発表資料(4/29)

【情報源/発信日時】
南三陸町ホームページ/2011年4月29日18:19

【本文】
東北地方太平洋沖地震に係るプレス発表資料 
 4月29日(金)午後3時

■避難人員 6,671人
町内避難所:40箇所、6,118人
町外避難所:5箇所、553人

■集団避難人員:1,309人

■昨日現在で
 搬入遺体数      501体
  うち身元確認済み  397体

■4月27日の行幸啓について
一昨日、4月27日(水)に、天皇皇后両陛下が、当町を行幸啓になりました。
午後2時ごろ、歌津中学校避難所をご視察になられ、避難されている方に、直接お声をかけられて、お見舞いになりました。
また、午後2時半ごろには、伊里前小学校に移られ、復興にむけて尽力されている方々にお声をかけられて、労いになりました。
両陛下をお迎えして、避難所ではひとときですが、震災前の笑顔が戻ったように感じられました。両陛下におかれましては、長い避難生活で疲れのでている皆さんの心を癒していただき、本当に感謝しております。

■歌津地区の合同慰霊祭が開催されました
昨日、伊里前小学校体育館において、合同慰霊祭が行われ、1,000名近くのご遺族の方などが参列されました。
津竜院(しんりゅういん)のご住職があいさつをされましたが、「九死に一生を得た命、犠牲になられた方の分まで、一生懸命に生きましょう。」とのメッセージが大変印象に残りました。
私は、追悼のことばを述べさせていただき、町民の皆さんと一丸となって、全身全霊で復興に向けて取り組んでいくことを、御霊の前で誓ってまいりました。

■南あわじ市長が来町されました
一昨日、4月27日に、南あわじ市から中田勝久(なかた かつひさ)市長が来町されました。阪神・淡路大震災を経験されたお立場から、温かい激励のお言葉をいただき、本町の復興に向けて、継続的な支援の申入れもいただきました。
また、支援物資としまして、南あわじ市特産のヨーグルト・プリンを各2,500個、レタスを1,900個、お持ちいただきました。
多方面にわたる支援に対しまして、心から感謝しております。

■臨時町議会が開催されました
昨日、臨時町議会が開催されました。まず、議長を決定する投票が行われ、後藤清喜(ごとう せいき)議員が選出されました。
次に、震災関連の専決処分、補正予算について、承認、議決をいただきました。
さらに、全員協議会にて、「南三陸町震災復興基本方針」の骨子について、お示ししまして、基本方針の策定方法について、説明いたしました。

■仮設住宅の抽選会などについて
本日の午後4時から、仮設住宅入居者を決定する、第2回目の抽選会を行います。
申込世帯数は、
・歌津地区の吉野沢住宅が、提供戸数64戸に対して、519世帯、
・志津川小学校、志津川中学校が、提供戸数、合わせて162戸に対して、997世帯、となっております。
入居予定日は、吉野沢住宅が、5月中旬頃の予定で、志津川小学校、志津川中学校が、5月20日の予定となっております。
また、本日、登米市の横山住宅59戸、戸倉地区の志津川自然の家81戸について、鍵の引き渡しを開始しました。入居日については、横山住宅が、本日から、志津川自然の家が5月9日から、となっております。
引き渡しを受けた方から笑顔がこぼれ、新たな生活の第一歩を踏み出す、喜びが感じられて、私も大変うれしく思いました。

■「福興市」の開催について
本日、志津川中学校において、全国の物産などを販売する、「福興市」が開かれました。明日、4月30日(土)も、午前10時から午後2時まで、開催されます。
本町の活気を取り戻し、参加した方が、皆、笑顔になれる、「福興市」に、ぜひご参加ください。

■5月以降の定例記者会見について
これまで、毎日行ってまいりました、定例記者会見ですが、来月からは、月曜日・水曜日・金曜日の週3回の実施とさせていただきます。

■質疑応答事項
(記者)仮設住宅の入居にこぎつけた今の心境はいかがですか?
(町長)避難をされている皆さんの一番の願いは、住む場所です。衣食住のうち、「衣」と「食」については、全国の皆さんから贈られた物資で支えられていましたが、「住」が最後に残っていた部分でした。その「住」について、第一歩を踏み出せたと感じています。

(記者)今後、仮設住宅に入居された方へ、どのように支援していく予定ですか?
(町長)物資の提供について配慮が必要です。また、義援金の分配についても、早く進めなくてはならないと考えています。

(記者)震災直後からこれまで、定例記者会見を毎日続けられましたが、プラスになった面、マイナスになった面についてお聞かせください。
(町長)南三陸町はマスコミの皆さんにきっちり情報提供していき、マスコミの皆さんには、南三陸町の状況を全国に発信していただきたいとお願いしてきました。全国から多大な支援が集まったのは、まぎれもなくマスコミの皆さんのおかげで、大変感謝しております。

(記者)ゴールデンウィークに入って、ボランティアの方が南三陸町に多く入ってこられると予想されます。ボランティアの受け入れについて、どのようにお考えですか?
(町長)ボランティアの方が多く入ってこられるのは、既に想定しております。自衛隊の方が集めてくださった、アルバムなどの「思い出の品」を整理、清掃していただく作業をお願いすることにしております。

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