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2011年6月15日水曜日

【6/15】東北地方太平洋沖地震に係るプレス発表資料(6/15)

【情報源/発信日時】

【本文】
プレス等発表資料 (6月15日(水) 午後3時00分)
●避難人員 4,590人(集団避難を含む。)
町内2,755人(前々日より136人減)※避難所(民家の避難箇所を除く。):25箇所
町外1,835人(前々日より5人減) ※避難所:55箇所
計 4,590人(前々日より141人減)※避難所:80箇所
●昨日現在で
搬入遺体数    541体(前々日より変わらず)
うち身元確認済み 422体(前々日より変わらず)

●水道の復旧状況について
水道の復旧状況につきましては、水道管の漏水修繕を実施しながら、早期の復旧に取り組んでいるところであります。しかしながら、従来の水源が飲用に適さない状況にあることから、現在、多くの地区においては生活用水としてのみ使用が可能な「仮通水」の状態となっております。
町全体として配水を必要とする戸数は約2,100戸でありまして、このうち1,600弱の世帯に対して通水が完了しており、その割合は約75%となっております。しかしながら、地区によっては依然として塩分濃度が水道水としての基準を超えていることから、飲用をお控えいただくようお願いをいたしております。また、未だ仮通水が実施されていない地区の住民の皆様におかれましては、ご不便をお掛けして大変申し訳ありませんが、復旧までいましばらくの間、お待ちをいただきたいと存じます。なお、各地区における6月14日現在の通水の状況は次のとおりです。
【志津川地区】
現在は、旭ケ丘地区や沼田地区、袖浜地区などにおいて仮通水を実施しており、今後は前浜・後浜地区などへの通水を実施します。通水率は約6割となっており、一部の地区を除き6月中の通水完了を目指します。水源については、田尻畑から塩分濃度の基準値内である原水を助作浄水場へ送水しており、さらにこれを東浜配水池へ送水しています。また、昨日からは助作の水源から上の山配水池へ向けた送水も行っております。なお、水尻川以南の林・大久保地区については、水尻橋の仮設橋(きょう)の工事が順調に進められておりますことから、今月末には通水を行う予定です。
【入谷地区】
仮通水が全地区で完了し、水質検査を実施した上で飲用水への切り替えを今月中に行う予定です。
【歌津地区】
伊里前地区、石泉地区、名足地区、田の浦地区など、現在は全体で約8割の地区に仮通水が完了しています。今後は、港地区、韮の浜地区、寄木地区など、まだ通水していない地域への通水を急ぎ、6月中の通水を目指します。水源の塩分濃度は低下の傾向にありますが、予定どおり塩分を除去する浄化装置の設置を進めてまいります。
【戸倉地区】
戸倉浄水場における水質検査の結果は、基準を満たすものでありましたが、現在は不安定な状況です。今後は、浄水場の仮復旧を急ぎ、7月中の通水を目指しております。なお、荒町地区及び長清水地区については、浄化施設を設置した上で、通水を行っており、現在の通水率は、約5割となっております。

●保健事業(乳幼児健康診査)の再開について
震災後からこれまで、乳幼児健康診査などの保健センター機能は停止した状態でしたが、一昨日13日からは、10か月児健康相談を再開し、ようやく保健事業を再開する運びとなりました。今回の再開にあたっては、ユニセフをはじめ、母子愛育(あいいく)会やワールドビジョンジャパンなどから様々なご支援を頂いておりまして、必要な物品等も用意をすることが出来ました。さらに、健診に従事する保健師についても、保健所、富谷町、大和町、あるいは熊本県からの応援をいただいております。この場をお借りして、こうした皆様方のご支援とご協力に心から感謝を申し上げます。
町は、依然として、施設やマンパワー不足といった様々な課題を抱えてはおりますが、今後、一歩ずつ、町民の皆様が安心して子育てできる町を再構築してまいりますので、全国の皆様のご支援ご協力を重ねてお願い申し上げます。

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