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2011年8月9日火曜日

【8/8】東北地方太平洋沖地震に係るプレス発表資料(8/8)

【情報源/発信日時】

【本文】
プレス等発表資料 ( 8月 8日(月) 午後3時00分)
● 避難人員 2,173人(集団避難を含む。)
 町内1,738人(3日前より89名減)
※避難所(民家の避難箇所を除く。):15箇所
 町外435人(3日前より5名減)※避難所:35箇所
 計 2,173(3日前より94名減)※避難所:50箇所
● 昨日現在で
搬入遺体数    551体(3日前より1体増)
うち身元確認済み 455体(3日前より変わらず)

●震災復興計画の策定について
 昨日、第3回震災復興計画策定会議を開催し、地域懇談会で出された、町民の皆さまの貴重なご意見を踏まえ、各方面に係る有識者の方々の専門的なご意見を頂きながら審議を行いました。
 委員の皆さまにおかれましては、活発なご意見等を頂き、誠にありがとうございました。今後、復興町民会議や策定会議を重ね、9月までに震災復興計画の策定を行っていきます。
 なお、先日示された、政府の復興基本方針では、高台移転について明記がされていないところではありますが、本町においては、被災した地域の実情、被災された町民の皆さまの想いを踏まえながら、職住分離を基本とした「高台移転」を念頭において、検討を重ねております。
政府におかれましては、被災した地域の実情を十分に汲み取っていただいて、第3次補正予算の編成を、早急に進めていただきたいと思っております。

●仮設住宅の入居について
 仮設住宅に関しましては、約2,000戸という膨大な数を整備しなければならないということもあり、長期に渡る対応となっておりました。この間、町民の皆さまには、我慢、ご不便をお掛けしておりましたが、ようやくお盆前後には、仮設住宅の整備が完了し、すべての方々の入居が可能となる見込みです。
 なお、これに伴い、避難所は8月末で閉鎖することといたしております。
 町民の皆さまには、長期にわたり、困難な生活を続けられてきたと思っております。

●子どもたちの研修事業について
 8月4日(木曜日)から12日(金曜日)まで、「本別・南三陸ふるさと交流研修会及びジュニアリーダー研修会」に、本町から中学生12名、高校生5名、計17名の生徒が参加し、北海道本別町で自然体験活動を実施しております。本別町との交流は、昭和59年に交流事業をスタートしてから、現在に至るまで脈々と続いており、本町にとりましても、かけがえのない事業であります。また、今回の震災により、4月から本別町の職員が、職員派遣で役場業務を支えて頂くとともに、第4回の福興市では、ジンギスカンなどを振舞って頂きました。本別町の皆さまには、温かいご支援を頂き、心より感謝を申し上げます。
 なお、8月9日(火曜日)から11日(木曜日)にかけて、本町の友好町である山形県庄内町において開催される「庄内町・南三陸町小学生ふるさと交流会」に町内の48名の小・中・高校生が参加します。また、11日(木曜日)、12日(金曜日)の2日間、兵庫県西宮市野球協会様のご厚意により、「夏の全国高校野球甲子園大会」に町内の小学生と保護者あわせて63名が招待されることとなりました。
 これらの様々な交流会や研修が、町の将来を託す子どもたちの将来の糧となることを期待しております。

●震災で犠牲になられた方々を追悼する集会について
 震災発災以来、8月11日で5ヶ月目となります。
毎月11日に開催されていた、震災で犠牲になられた方々を追悼する集会「南三陸の海に思いを届けよう」が、今月11日(木曜日)午後2時30分から「サンオーレそではま」で開催されます。
今回の集会では、震災で犠牲になられた方々に黙祷を捧げるとともに、鎮魂のため、私たちを育んできた海が見える場所で、声楽とギターの演奏が行われるとのことであります。なお、この催しは、町民の皆さまが避難しておられる町外の3会場にも中継されるほか、インターネットによる中継も行われるとのことであります。
 また、同日から16日(火曜日)まで、この仮庁舎の下広場において、全国の皆さまが町を支援するために作って頂きました「きりこ」の展示も行われるとのことであります。

●母校・仙台商業高校の皆さんによるご厚意について
 先月の記者発表でもご案内致しましたが、6月11日に仙台市内において、私の母校であります仙台市立仙台商業高等学校の生徒の皆さんが、清涼飲料メーカーと共同・提携をして開発した「仙臺(せんだい)サイダー」を販売し、その売上金を本町に義援金として寄附をいただくこととなりました。そのお越し頂く日時が、8月9日(火曜日)の午後3時30分となりましたのでお知らせをいたします。
 仙台商業高等学校の皆さまのご厚意に、心より感謝を申し上げます。

(質疑応答)
記者:本日より瓦礫の搬出が始まったが、経緯について教えて下さい
町長:瓦礫の2次仮置き場は、県の斡旋としておりましたが、調整が苦慮していることを踏まえ、また、気仙沼市の負担を軽減したいとの思いもあり、青森県三戸町のご厚意もあり、搬出をすることとしました。

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