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2011年5月16日月曜日

【5/16】東北地方太平洋沖地震に係るプレス発表資料(5/16)

【情報源/発信日時】
南三陸町HP(携帯版)(パソコン版)/2011年5月16日16:54

【本文】
プレス等発表資料 (5月16日(月) 午後3時00分)
● 避難人員 4,693人
 町内 4,288人(3日前より577人減)※避難所:33箇所
 町外 405人(3日前より17人減)※避難所:5箇所
 計 4,693人(3日前より594人減)※避難所:38箇所
● 集団避難  2,257人(3日前より変わらず)
● 昨日現在で
搬入遺体数      514体(3日前より変わらず)
うち身元確認済み   404体(3日前より変わらず)

● 水道の復旧状況について
 本日発行の町の広報誌にも掲載していますが、水道の復旧状況について、お知らせします。
 現在、本管の漏水を調査しながら、応急復旧工事を進めていますが、漏水個所が多く、復旧に時間を要しています。
管の清掃を行いながら、生活用水として使用できる「仮通水」の工事を優先して進めております。
ご不便をおかけしますが、飲料としての使用は、当分の間お待ちください。
なお、各地区の復旧状況は次のとおりです。
【志津川・入谷地区】 助作浄水場から上の山配水池に送水し、送水管と配水池の漏水調査を実施しました。現在、配水本管に配水し、管の洗浄とあわせて漏水調査を実施中です。なお、旭ヶ丘団地までは仮通水が完了しています。
【歌津地区】 伊里前浄水場から吉野沢配水池および伊里前配水池に送水し、漏水調査を実施しました。現在、石泉、港行政区の一部(長羽地区)および伊里前住宅等に仮通水が完了しています。今後は、平成の森、田の浦、石浜、名足地区への仮通水を順次予定しています。
【戸倉地区】 長清水、荒町地区に膜処理浄水施設を設置し、5月末ごろに飲料として使用できる通水を予定しています。

● 自衛隊の引き継ぎについて
 自衛隊の第4師団・第40普通科連隊が先週の土曜日で任務を終え、昨日から南東北3県を担当する第6師団・第22普通科連隊第3中隊に引き継がれています。
九州北部を担当する第4師団・第40普通科連隊は、遠方からお越しいただき、地震発生直後から2カ月余りの間、行方不明の方々の捜索、ガレキの撤去、支援物資の搬入、炊き出し、避難所の運営など、幅広い活動を行っていただきました。まさに自衛隊の「底力」を見させていただきました。町民を代表して、改めて衷心より御礼を申し上げます。
第6師団・第22普通科連隊第3中隊の皆さんにも、引き続き当町の復旧・復興のためにご尽力をいただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

● 質疑応答事項
(記者)震災復興計画策定会議の構成メンバーは決まったか?
(町長)9人~10人のメンバーの人選をほぼ終えた。

(記者)町内全域の水道復旧はいつごろになるか?
(町長)水源の被害が激しく、現段階では明確な復旧時期を申し上げることは難しい。生活用水として使用できる「仮通水」の工事を優先して進めている。

(記者)保育所の再開については?
(町長)6月中の再開を目途に調整している。

(記者)ガレキの撤去は、どのぐらいの期間が必要か?
(町長)見込みを立てにくい状況である。

(記者)住宅地の確保については?
(町長)職住分離(事業所等と住宅地を分け、住宅地は高台へ)もひとつの考え方である。ただ、浸水区域に住宅地を設けることがすべて駄目というわけではない。震災復興計画策定会議の中でも議論いただきたい。

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